(2022.10.6)

第27回「野生生物と社会」学会大会(北海道江別大会) 【第3報】(2022.10.6)


1. 大会実行委員会メンバー

  • 大会長: 佐藤 喜和(酪農学園大学)
  • 事務局長:伊吾田 宏正(酪農学園大学)
  • 委員(五十音順):赤坂 猛(エゾシカ協会)、池田 敬(岐阜大学)、
    伊藤 哲治(酪農学園大学)、加藤 亜友美(酪農学園大学)、
    立木 靖之(酪農学園大学)、早矢仕 有子(北海学園大学)、
    松浦 友紀子(森林総合研究所北海道支所)、早稲田 宏一(EnVision環境保全事務所)、
    渡邊 拓真(エゾシカ協会)

2. 開催場所

大会会場:酪農学園大学(北海道江別市文京台緑町582)

3. 会期・開催形態

2022年 10 月 28 日(金)~ 30 日(日)

 開催形態はオンサイトとオンラインのハイブリッドとします。テーマセッションはオンサイト+オンライン(発表は原則オンサイトとし、オンラインでも視聴できるようにします。)、ポスター発表はオンライン(ただし、ポスター賞応募者のみはオンサイトも併用可)とします。
 残念ながら、懇親会はCOVID-19感染防止の観点から開催しません。なお、COVID-19の感染状況によっては全面的にオンラインのみとする場合があります。

4. オンライン参加方法

 10月21日(予定)に大会の「Web開催ページ」のURLとパスワードを参加登録者全員にメールにて配布いたします。Web開催ページは10月27日17時から閲覧できる予定です。その構成は、前回岐阜大会と同様で、各テーマセッション、ポスターセッション、総会、一般公開シンポジウム、要旨集にアクセスできます。なお、理事会のみは別のアクセス方法になりますので、学会事務局から別途連絡があります。

5.会場のWi-Fi環境

会場では、酪農学園大学のゲストWi-Fiを利用可能です。SSIDやパスワードについては、当日受付でお知らせします。

6.大会テーマ

野生動物管理の役割分担と連携

 COVID-19の感染拡大が長引いていますが、一方で、ウィズコロナ・ポストコロナ時代が近づいているように感じられます。そこで、今年度の大会はハイブリッド形式とし、皆様と対面でも議論ができるように準備しています。大会テーマは「野生動物管理の役割分担と連携」とし、多様化する野生動物問題に対峙して、持続的な地域主体の野生動物管理を実現するために、様々なステイクホルダーが役割分担をして連携していく道のりを探りたいと考えています。北海道で皆様とお会いできるのを、心よりお待ちしております。

7. 開催日程

                           
10月28日(金)13:00〜 受付開始
13:30〜15:00 青年部会総会・幹事会(ハイブリット開催*)、行政研究部会幹事会・総会(オンサイト開催)、
15:00〜16:30 学会誌編集委員会(ハイブリッド開催)
16:30〜18:30 理事会(ハイブリッド開催)
*オンライン参加の方は、下記のURLより、ミーティングID、パスコードをご入力の上アクセスしてください。
https://us06web.zoom.us/j/89263724549?pwd=dFYzOXZibUpMd1lkOFdZdlhCNElDZz09
ミーティングID: 892 6372 4549 パスコード: 393451

*フォーラム誌編集委員会は別日程でオンライン開催
10月29日(土)8:00〜 受付開始
8:30〜8:45 オンサイトポスター掲示作業
8:45〜10:15 テーマセッション1〜3
  • TS01: 野生動物管理に関わる多様な人材創出の展開と課題(清野未恵子・鈴木克哉)
  • TS02: ツキノワグマの広域管理の現状と課題-西中国と東中国・近畿北部地域の事例から-(横山真弓・澤田誠吾)
  • TS03: 夜間銃猟はシカの個体数管理において有効な手段になりうるか(松浦友紀子・葛西真輔・伊吾田宏正)
10:30〜12:00 テーマセッション4〜6
  • TS04: 野生生物の保護管理に関する専門家の育成と認証制度を考える(吉田 正人/認証制度WG)
  • TS05: 野生生物と交通に関する話題-シカの事故の現在(浅利裕伸・鹿野たか嶺)
  • TS06: 生物多様性保全地域の島嶼における外来イエネコの捕獲対策の現状と課題(山田文雄)
12:00〜12:45 オンサイトポスターコアタイム
12:45〜13:45 総会(会場にて持参物の飲食可)
14:15〜17:15 一般公開シンポジウム
10月30日(日)8:00〜 受付開始 8:45〜10:15 テーマセッション7〜9
  • TS07: 鳥獣対策の実務に必要な人材の育成3~民間企業と行政双方の人材育成に役立つ関係性とは~(山端直人・近藤麻実/行政部会)
  • TS08: 野生生物の位置情報を共有する活動とその意義について(立木靖之・工藤知美・野田琢嗣・金子正美)
  • TS09: 歴史資料から探る野生動物と人の関わり:野生動物研究と歴史研究の連携を目指して(久井貴世・赤坂猛)
10:30〜12:00 テーマセッション10〜12
  • TS10: ゾーニング管理を特定計画や実施計画に実装するには(鈴木 輝・佐藤喜和/大会TS)
  • TS11: 野生動物管理における質的研究の可能性(山端直人)
  • TS12: イノシシ・イノブタの高効率捕獲に向けての新機軸(鈴木正嗣・武山絵美)
12:15 オンサイトポスター撤去終了
13:30〜18:30 エクスカーション

*オンラインのポスターセッションは10/27(木)17時から10/31(月)9時まで閲覧可能です。

8.テーマセッション

 オンサイトでの対話を優先したいため、演者は会場での発表を原則とします。都合により、演者の中にリモート発表せざるを得ない方がいる場合、事務局の指定する日時に、発表当日と同じネット環境で通信試験をして頂く予定です。
 代表者は、10月14日までにリモート発表者の有無、有の場合はその氏名を事務局長アドレス(awhs27rgu@gmail.com)(← @は半角にしてください))までご報告ください。

9.ポスターセッション

 ポスター発表は、オンラインとオンサイトのハイブリット形式で行います。すべてのポスターについて、10月27日17時から31日9時までオンラインで閲覧が可能です。発表ポスターには、ダウンロード・印刷制限をかけます。

●オンライン発表者
  • 10月21日(金)12時00分までに、事務局長アドレス(awhs27rgu@gmail.com)にポスターを提出してください。間に合わない場合は、ポスター発表がキャンセルされたとみなしますので、ご注意ください。
  • コアタイムはもうけません。オンラインの質疑応答はチャット形式とし、会期中にやり取りをしてください。質疑応答のサイトも、10月27日に公開します。

【ポスター作成方法】
  • ポスターは1枚のPDFで作成してください(分割したレイアウトは不可)。
  • 上限は3MBとします。
  • 縦横は自由です。
●オンサイト発表者
  • 10月21日(金)12時00分までに、事務局長アドレス(awhs27rgu@gmail.com)にポスターを提出してください。間に合わない場合は、ポスター発表がキャンセルされたとみなしますので、ご注意ください。
  • 10月29日8時45分までに、ご自分で印刷して持参したポスターの掲示を終えてください。掲示時間と場所は後日プログラムおよび要旨集をご確認ください。
  • オンラインの質疑応答はチャット形式とし、会期中にやり取りをしてください。質疑応答のサイトも、10月27日に公開します。
  • 10月29日(土)12時〜12時45分にオンサイトのコアタイムを設定しますので、ご自分のポスターの前に待機して、閲覧者と質疑応答してください。ポスター賞応募者ができるオンサイト発表の申込〆切を10月14日23:59まで延長しましたので、ぜひご参加ください。
  • ポスターの撤去は 10月30 日12時15分までに終えてください。残っているポスターは大会事務局が撤去・廃棄します。
  • 縦 180cm、横 90cm のパネルにポスター番号が記載されています。要旨集に記載されている番号と同じ場所にポスターを掲示してください。掲示用の画鋲とテープは事務局で用意します。
【ポスター作成方法】
  • オンライン用のポスターは、「オンライン発表者」向けの作成要領と同様です。
  • オンサイト用のポスターは、パネルに貼り付けられるサイズで作成してください。
  • サイズは、A0(841mm×1189mm)縦を推奨します。
●ポスター賞

 ポスター賞に応募された発表については、①研究内容、②ポスターのデザイン、を重視して評価します。オンサイト発表の内容は評価対象としません。審査結果は、10月30日に大会受付およびウェブサイト等で公表します。

10.一般公募シンポジウム

日時:10月29日(土)14:15〜17:15(ハイブリッド開催)

感染対策等のため、お手数ですが、大会参加登録者も一般参加者(無料)も下記のURLから、10月21日23:59までに、必ず申込をお願いします。また、当日のオンライン参加は、前述の大会Web開催ページからアクセスしてください。なお、一般参加者(無料)はオンサイト参加のみとなります。

申込〆切:10月21日23:59
申込URL:
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeC5S50jNZELl7BddTRegGVu-Q0QJN-WbbrYiaxDF97xyvU-A/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0

会場:酪農学園大学 黒澤記念講堂
テーマ:市街地におけるヒグマ・エゾシカ問題を考える
~緊急時対応と平時侵入防止における役割分担と連携~
企画概要:

北海道ではヒグマやエゾシカによる市街地出没が大きな問題となっています。市民の安全を守るため,出没時の緊急対応体制の確保や,侵入を未然に防ぐための取り組みが求められています。道内外の事例をもとに,今求められている対策について考えます。

  1. 趣旨説明 佐藤喜和(酪農学園大学)
  2. 札幌市におけるヒグマ・エゾシカの出没状況と対応:早稲田宏一(EnVision 環境保全事務所)
  3. 北海道内各地のエゾシカ市街地出没とその対策:立木靖之(酪農学園大学)
  4. 北海道内各地のヒグマ市街地出没とその対策:伊藤哲治(酪農学園大学)
  5. 東北地方における野生動物の市街地出没とその対応~ツキノワグマの市街地出没とその緊急対応を事例として~:宇野壮春(東北野生動物保護管理センター)
  6. みどり豊かな街づくりとアーバン・ワイルドライフの侵入防止対策:愛甲哲也(北海道大学)
  7. 野生動物管理のための高等教育カリキュラムの検討:伊吾田宏正(酪農学園大学)
  8. パネルディスカッション: モデレーター 佐藤喜和(酪農学園大学)× パネリスト上記演者6 名

11.エクスカーション

 以下のツアー企画を3日目(10月30日)の13:30〜18:30に開催します。

 申込〆切を延長しました。10月14日23:59までに下記URLからお申し込み下さい。

The Urban Wildlife Tour in Sapporo:

野生動物の市街地への出没は全国的な問題となっています。200万人都市である札幌でも、ヒグマやエゾシカが街中に出てきて度々ニュースをにぎわせます。このツアーでは、実際にヒグマやエゾシカが出没した札幌市内のホットスポットを車で巡り、出没する要因や対策について考えます。

行程

13:30トヨタレンタカー札幌駅前店集合

1) 藻岩山 駐車場から山頂へは徒歩約15 分(もしくはミニケーブルカーで約2分)。札幌市のほぼ中心に位置 する藻岩山の山頂展望台において、札幌市を一望しながら、ヒグマやエゾシカの出没状況について解説します。

2) 真駒内公園 札幌オリンピックのメイン会場であり、市民のレクリエーションの場として利用される真駒内 公園において、ヒグマの出没等について解説します。

3) 羊ヶ丘 主要観光地である札幌ドームや羊ヶ丘展望台周辺において、増加傾向にあるエゾシカの生息状況について解説し、スポットライトで照らして実際にエゾシカを観察します(野生動物のため観察できない場合もあります)。

18:30 トヨタレンタカー札幌駅前店 解散

参加費:4千円(当日現金にて徴収)

*藻岩山ミニケーブルカーの使用を希望する方は別途700円自己負担。

定員:18名(最小催行人数:5名)

雨天時中止(小雨決行)

申込〆切:10月14日23:59
申込URL:

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSen6hQPaIF0cvpjph2vjWYXDBsetVlr-M8yEWF7eXUvBpzJHA/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0

12. 参加登録

非発表者の事前参加申込の締め切りは、オンライン・オンサイト参加とも10月14日23:59となります。下記のサイトから、参加登録をお願いします。参加費の入金〆切も10月14日となりますのでご注意ください。


事前参加申込フォーム

 https://ics-reg.jp/conv/awhs/entries/add/1


13.参加費

 参加費は上記の参加登録をした後、下記の口座にお振り込み下さい。入金〆切は10月14日としますが、念のため、お早めにお願いします。参加費区分については下表およびフロー図を参考にして下さい。

区分正会員
賛助会員
協賛企業
青年会員
発表あり
青年会員
発表なし
事前申込
当日
5,000円
6,000円
3,000円4,000円
5,000円
区分学部生非会員
大学院生
非会員
その他
事前申込
当日
2,000円
3,000円
4,000円
5,000円
6,000円
7,000円

  • 第1報から一部見直しをしました。
  • 当日申込はオンサイトのみとします。
  • 連携学会である環境社会学会の正会員は本学会の正会員、学生会員は本学会の青年会員に該当します。

<振込先>

・ゆうちょ銀行をご利用の方の振込先

 記号番号 14350-38811371
 口座名称 「野生生物と社会」学会大会事務局
 (ヤセイセイブツトシャカイガッカイタイカイジムキョク)

・ゆうちょ銀行以外をご利用の方の振込先

 金融機関名 ゆうちょ銀行(9900)
 支店名 四三八支店 (読み ヨンサンハチ)
 店番 438
 預金種目 普通預金
 口座番号 3881137
 口座名称 「野生生物と社会」学会大会事務局
 (ヤセイセイブツトシャカイガッカイタイカイジムキョク)

入金後の返金等の対応は、基本的に行いませんので、参加費区分をよくご確認の上、ご入金ください。

※振込手数料は、参加者ご本人でご負担下さい。

参加費フォローチャート

14.交通アクセス

道外等からは新千歳空港経由でのアクセスが便利です。

道外等からは新千歳空港経由でのアクセスが便利です。
https://www.rakuno.ac.jp/access.html

  • JR新札幌駅(JR新千歳空港駅〜JR新札幌駅:約30分)のバスターミナル北レーンからJRバス(10番のりば)で約15分、「酪農学園前」下車後徒歩約10分、
  • または夕鉄バス(12番のりば)で約15分、「酪農学園構内」下車(便によっては「酪農学園構内」には停車しないので、「酪農学園前」下車後徒歩約10分)。
  • JR大麻駅(JR札幌駅〜JR大麻駅:約15分)南口から徒歩15〜25分。

15.会場周辺の飲食店

 10月29・30日(土日)は、学内の売店や食堂は営業しません。昼食等は各自でご用意下さい。ただし、飲料の自動販売機はあります。

16. 大会に関する問い合わせ先

igoth@rakuno.ac.jp (事務局長 伊吾田)←@は半角に直してください。
*回答まで最大2-3 日の余裕をみて下さい。

17. 大会web サイト

学会のホームページの大会案内「第27回大会」(当サイト)をご覧下さい。