2007年度のご挨拶


2006年「再生元年」から2007年の「多様な深化・進化」へ

 会員のみなさま、野生生物保護学会に関心を持って参加していただき、ありがとうございます。

 学会は2006年を「再生元年」としてさまざまな動きをしてきました。沖縄大会の充実や若い研究者によるグリーンフォーラム(GF)部会の設置などは、顕著な動きとして注目していただいていると思います。また一方で学会としての運営体制充実にも気を配り、学会会計や会員管理の適正化、会費徴収の徹底など、学会の事務執行体制はこの1年間で飛躍的に改善されてきました。これは、学会の事務の充実は、みなさまに学会としてのサービス、例えば学会誌などを発行する際の基盤となる重要な要素だと考えているからです。

 現在、会員は一時の停滞から脱して会員数470名になりました。このような会員増加は学会としてうれしいことですが、同時に会員のみなさまの期待にこたえるべく新たなステップにしていく必要があります。

 その第一歩として、今回の会則改正では、理事を「執行理事」と位置付け、積極的に会務を分担し、理事自ら学会のサービスを担当する体制を作りました。理事のみなさまにはご負担をおかけしますが、学会に対する期待を考えますと、お願いせざるを得ません。

 今回の理事会・総会で決定したことですが、和文誌とフォーラム誌を改革し、投稿論文主体の和文誌、野生生物関係のタイムリーな話題を提供する情報誌のフォーラム誌に模様替えいたしました。その結果、より学術的な内容の投稿は和文誌、また話題性のある、学会員以外にも読んでもらえる内容はフォーラム誌と区分することにしました。中でもフォーラム誌は、本学会の「知のプラットホーム」構想の推進を現実化するために、一般の方へのゲートウエイとしての役目を持つ媒体としていきたいと思い、草刈理事を編集委員長として、編集を進めています。2007年4月には新生フォーラム誌をお届けいたします。

 一方、和文誌には学術的にレベルの高い投稿論文を掲載するため、社会・人文科学系の鬼頭理事と自然科学系の上條理事の連携で、池田編集委員長の下で2007年4月から新装版で発行予定です。これまで以上に対象分野を広げ、広く野生生物の保護管理というテーマを扱えるようになります。

 今年1年、野生生物保護学会は「学会再生」を目指して来ましたが、2007年は基盤整備が一段落したとして、新たな深化・進化を目指してゆきたいと思います。どうぞ会員のみなさまの積極的な参加とご支援をお願いします。

連絡先等(ご意見をお待ちしております)

敷 田  麻 実 (SHIKIDA Asami)

1989年から勤めてきた金沢工業大学(情報フロンティア学部 情報マネジメント学科)を離れ、2007年4月に『北海道大学観光学高等研究センター』へ転任することになりました。

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