行政研究部会企画WEBセミナー
「鳥獣行政最前線への専門的人材の必要性~全国の「鳥獣専門員」の活動から~」 開催のご案内

1.趣旨

 全国で依然として獣害は深刻化・複雑化しています。これらの背景には野生動物の個体数増加のみならず、農山村の人口減少や農業生産力や地域の活力低下など、複雑な問題が関与すると考えられ、通常の行政職員では対応が困難な場面が増えています。このような状況下で、被害が多発する県や市町村には、鳥獣問題の専門的職員として、鳥獣対策員等を配置する事例が増えつつあり、これらの試みは我が国の鳥獣対策にとって大きな変化と言えます。専門的職員の配置により、当該自治体の鳥獣問題改善には大きな効果があったという成果も聞かれますが、一方、その財源や人材の確保など、多くの自治体には困難と思われる課題や、研修制度の整備不足や身分保障が不十分なことなど、種々の課題の存在も聞くことも少なくありません。

 そこで、本セミナーでは、現場で活躍している鳥獣対策員の方々に専門職配置の経緯や実際の活動、そして改善が必要な課題などを紹介いただき、今後の鳥獣対策の最前線をどのように支えていくべきか議論します。

2.日時

2021年3月14日(日)13時~15時30分

3.開催方法

Zoomによるオンラインセミナー

〇参加費無料 〇要事前申し込み 〇先着300名まで

4.内容(予定)※敬称略

◆趣旨説明:山端 直人(兵庫県立大学)
◆事例紹介:コメンテーター 安田 亮(島根県美郷町山くじらブランド推進課)
 
     
  1. 市町村の事例:飯田 優貴(福島県猪苗代町)
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  3. 県の事例①:近藤 麻実(秋田県自然保護課)
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  5. 県の事例②-制度運営の立場から-:澤田 誠吾(島根県庁)
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  7. 県の事例③-専門員の立場から-:静野 誠子(島根県鳥獣専門指導員)
        コメンテーターから “獣害対策に自治体が求める人材とは”
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◆オンラインによる質疑・ディスカッション
◆行政研究部会としてのまとめ:

行政研究部会部会長 横山 真弓(兵庫県立大学)


5.お申し込み及び問い合わせ先【要事前申し込み(先着300名まで)】

3月7日(日) 申込締切

◆申込み専用サイトからの申込

研究セミナー申込み専用サイト(google フォーム)からもお申込みいただけます。
申込み専用サイト :https://forms.gle/k5LQVjhxG3cCNJY97

◆メールによる申込

「お名前」「名前ふりがな」「所属先(部署まで)」「メールアドレス」「連絡先電話番号」「専門の分野」「行政研究部会の区別(部会員・準部会員・会員外)」 をご記入の上、行政研究部会事務局へメールでお申し込みください。
メールアドレス:awhs.gyosei2020@gmail.com(@は半角にしてください)

6.その他

事前お申込みいただいた方に、zoomセミナー会場のURLをお知らせします(一週間前めど)。

◆セミナーに関する問い合わせ先

「野生生物と社会」学会行政研究部会事務局 セミナー担当
メールアドレス:awhs.gyosei2020@gmail.com(@は半角にしてください)

主催:「野生生物と社会」学会 行政研究部会

行政研究部会

    2021年
  • 「鳥獣行政最前線への専門的人材の必要性
    ~全国の「鳥獣専門員」の活動から~」