第14回長崎大会

以下の企画は第14回野生生物保護学会(2008年11月7日(金)~11月9日(日))に青年部会で企画したものです。全て無事終了いたしました。

第3回青年部会グリーンフォーラム総会

(担当:江成・上田・角田)

青年部会役員選挙のご案内


 2008年10月1日


 第14回長崎・佐世保大会(11月7日~9日)では本学会青年部会(GF)の第二期役員を選出するための選挙が行われます。本学会の青年会員で下記の条件を満たせば、学部、修士、博士生、PD、社会人等の区別なく、どなたでも立候補が可能です。

 野生生物保護の現場では、様々な人たちとの協働によって新しいアイデアを生み出し、問題を解決していくことが求められます。GFでは組織運営や様々な企画を主体的に実施することで、大学の研究室では学べない学際的な知識と実践的技術の習得を目指しています。

 野生生物保護における若手の活動・学びの場を自ら創り上げたいという意欲ある青年会員の皆様、是非、次期選挙の幹事に立候補をおねがいします!


野生生物保護学会青年部会(グリーンフォーラム) 役員選挙


 2008年10月19日


 次期役員候補者の公示

 野生生物保護学会第14回長崎・佐世保大会(平成20年11月7日~9日)の青年部会通常総会において実施される役員選挙の立候補者を公示いたします。

 なお、今回の立候補者数は定数15名以下であるため、当部会の運営規定付則第2条に従い投票は実施しません。長崎大会の総会では14名の立候補者を次期役員として承認する作業のみを行うこととなります。


次期役員候補者(50音順、敬称略、*は第1期役員)


 浅利 裕伸(アサリ ユウシン、㈱長大)*

 上田 剛平(ウエダ ゴウヘイ、兵庫県但馬県民局豊岡農林振興事務所)*

 江成 広斗(エナリ ヒロト、京都大学霊長類研究所)*

 遠藤 美香(エンドウ ミカ、兵庫県立大学大学院/兵庫県森林動物研究センター)

 関根 聡子(セキネ サトコ、キープ協会)*

 澤田 誠吾(サワダ セイゴ、島根県中山間地域研究センター)

 鈴木 克哉(スズキ カツヤ、兵庫県立大学/兵庫県森林動物研究センター)*

 角田 裕志(ツノダ ヒロシ、東京農工大学大学院)*

 富田 涼都(トミタ リョウト、東京大学大学院)*

 中村 大輔(ナカムラ ダイスケ、岐阜大学大学院)

 野呂 美紗子(ノロ ミサコ、(社)北海道開発技術センター)

 満尾 世志人(ミツオ ヨシト、東京農工大学大学院)

 安富 舞(ヤストミ マイ、日本獣医生命科学大学、神奈川県)*

 米澤 里美(ヨネザワ サトミ、兵庫県森林動物センター/大阪市立自然史博物館)


以上、14名。


また、青年部会総会の日時と会場も決定いたしましたので、合わせてお知らせいたします。

【青年部会総会の日時と場所】

日時:平成20年11月8日土曜日午前10時~(予定)

場所:長崎国際大学 薬学部棟T6103教室(長崎県佐世保市ハウステンボス町2825-7)


【総会・選挙に関する問い合わせ】

野生生物保護学会青年部会(グリーンフォーラム)事務局

 角田 裕志

E-mail:green_forum(あっとまーく)wildlife-humansociety.org

  ※(あっとまーく)には半角「@」を入れてください。

 ※hotmailからのメールは受信できませんので、ご了承ください。


エクスカーション「ツシマヤマネコの現状と保護の取り組み」

(担当:上田・鈴木・富田)

 大会エクスカーション「ツシマヤマネコの現状と保護の取り組み」の詳細な内容とプログラムが決定いたしましたので、お知らせいたします。今回のエクスカーションでは、ツシマヤマネコの保全にむけて、地元で活動されている方々とたっぷり意見交換できる場(ヤマネコカフェ)を設けています。ただ現地見学と研修を行うたけでなく、保全活動に主体的に取り組まれている地域の方々が抱える悩みや課題、それらの解消方法まで、さまざまな議論も行いたいと考えていますので、ぜひご参加ください。


※地域が主体となったさまざまな取り組みについては、今回のエクスカーションのコーディネーター役をお願いしている打越綾子さん(成城大学)によるフォーラム誌記事「対馬が対馬であるために-ツシマヤマネコと共生する地域づくり」(ワイルドライフフォーラム2008夏号p34-38)をご一読ください。


【趣旨】

 野生生物保護学会青年部会では、長崎大会での公開シンポジウム『ツシマヤマネコの過去・現在・未来(仮題)』と連動して対馬でのエクスカーションを開催します。地域住民や関係機関によるツシマヤマネコの保護活動の協働の現場を訪れることができる機会ですので、奮ってご参加ください。

【日程】

 11月 9日午後(公開シンポ終了後)長崎出発

 11月10日夕方・対馬にて解散

【エクスカーションの行程(11月9日~10日)】

●9日(日)

 11:45 大会受付前集合

 13:35 長崎空港発

 14:10 対馬空港着~移動(バス)

 16:30 宿舎着。チェックイン

 17:00 ヤマネコカフェ「ツシマヤマネコ保全と地域社会」*下記参照

 19:30 夜なべ談義(懇親会)

●10日(月)

 7:30 朝食

 8:30 宿舎出発

 9:00 舟志の森見学

 10:00 舟志の森出発

 10:15 NPO法人どうぶつたちの病院対馬動物医療センター見学

 10:45 NPO法人どうぶつたちの病院対馬動物医療センター出発

 11:00 対馬野生生物保護センター見学(センターの取組レクチャー+施設見学)

 12:30 昼食(弁当)

 13:00 対馬野生生物保護センター出発

 13:40 志多留・田ノ浜(ヤマネコの生息環境、環境調和型ほ場整備、オーバーパス、対馬ヤマネコ田んぼの学校)見学

 14:10 志多留・田ノ浜出発

 14:40 ツシマヤマネコを守る会「動物たちの園」見学

 15:10 「動物たちの園」出発

     移動(バス)途中、余裕があれば、交通事故現場、烏帽子岳(朝茅湾リアス式海岸)見学

 16:50 対馬空港発(17:20 福岡空港着)の便にあわせて解散

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※ヤマネコカフェ「ツシマヤマネコ保全と地域社会」

開催趣旨:

 ツシマヤマネコ保全に関わる各主体から話題を得つつ、対馬という地域社会的状況を踏まえながら、ツシマヤマネコ保全のための地域社会づくりの課題や方向性を探る。

開催日時:

 2008年11月9日(日)17:00~19:30

主催:

 野生生物保護学会青年部

開催場所:

 宿舎(上対馬荘)2階会議室

話題提供者:(発表時間15分×6名)

 ●対馬という地域社会の特徴とその変化:

  前田 剛(対馬野生生物保護センターアクティブ・レンジャー)

 ●島民の視点から見たツシマヤマネコ保全:

  山村辰美(NPO法人ツシマヤマネコを守る会会長)

 ●環境配慮型農業へのチャレンジ:

  神宮正芳(対馬ヤマネコ田んぼの学校長、エコファーマー)

 ●舟志の森づくり:

  古藤 定(舟志の森づくり推進委員会委員長)

 ●千俵蒔山草原再生の取り組み:

  平山美登(対馬市上県町佐護区長)

 ●対馬市としてのツシマヤマネコ保全と地域社会づくりの方向性:

  玖須博一(対馬市総務企画部地域振興課副参事兼係長)

休憩5分

自由討論(60分)

  コーディネーター:打越綾子(成城大学法学部准教授)

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問い合わせ・申し込み:

 野生生物保護学会青年部会事務局 エクスカーションWG・上田 宛て

 e-mail:green_forum(あっとまーく)wildlife-humansociety.org


  ※(あっとまーく)には半角「@」を入れてください。

 ※hotmailからのメールは受信できませんので、ご了承ください。