グリーンフォーラム「自然と人とを科学する」活動報告

概要

 2015年11月13日、和歌山大学観光学部において林業経済学会若手交流会とともに、『自然と人とを科学する』を開催した。

 「自然と人とを科学する」という点で共通している2つの学会の若手が集まり、「地域に足を運ぶ」ことの意義と「ケース・スタディ」の課題を議論した。

 地域に足を運ぶ」ことで人々の考えや暮らしの様子を具体的に理解することができるけれども、その裏返しとして対象社会の全体像が見えなくなったり、「ケース・スタディ」としてまとめるなかでどのように一般化を行なえばいいのか分からなくなるといった意見が多くの人から聞かれた。

 専門や学会による違いもあるけれども、それと同時に共通した悩みを抱えている点が明らかとなり、参加者の間では研究交流が活発に行われていた。

 

参加人数

参加者25名、うち非会員22名(林業経済学会員17名、その他5名)であった。

当日スタッフは、加藤、桜井、目黒である。